Garmin DriveSmart 61 +砂袋

昨年末にタスマニアに行って来た。レンタカーで島内を巡るに当たりカーナビ必要だ。しかしレンタカーにもれなくカーナビが付いてくる日本と違い、海外だとカーナビを1週間レンタルすると1万円くらいかかってしまう。そこで何度か旅行で使えば元が取れると思い、自分で買って持っていくことにした。

しかし当然ながら日本製のは海外では役に立たない。海外で唯一使えるのはGarmin だけだ。そこでeBayから適当な中古を買ってみた。

日本に持って来ても大雑把な道路が表示されて驚いた。

これがデフォルトの画面。もとは英語だがちゃんと日本語表示+日本語音声案内なので助かる。ただ目的地検索で電話番号が使えないとか、有名な場所なのに検索方法が間違ってたら表示されないとか、日本のナビと比べて格段に使い勝手が悪い。

製品名は DriveSmart 61 画面サイズは7インチである。アメリカからの中古品で約1万3千円。

地図更新がweb経由で永久無料だそうだ。さっそくwifiに繋いで更新を試みる。

だめだこりゃ(^^;) ココで諦めるわけにはいかない。

パソコン用の「Garmin Express」というソフトが提供されており、USB経由でパソコンとナビを接続すると自動的に更新ファイルを案内してくれた。

更新成功~!!

内蔵されてる地図の一覧。これはアメリカ製なので、アメリカ国内とヨーロッパの地図だけでオーストラリアは内蔵されていない。

本体裏にはMicroSDカードのスロットがあり、

ここに、おなじくeBayで買ったオーストラリア地図(3千円)を入れてみる。

おお、ちゃんと地図が増えたではないか!

さて海外では物騒なエリアも多く、ダッシュボードにナビが鎮座してるとそれだけを目当てに車上荒らしに遭う可能性もあるらしい。そのため降りる度に外しておかないといけないので、ダッシュボードに簡単に脱着できることが大事である。最初は両面テープで脚を固定しようかと思ったのだが、「砂袋」という製品があるのを発見。

これはGarmin純正 車載用ポータブルマウントnuvi用  【品番】 1090800

なんと定価は7千円以上するらしいが半額以下でゲット。盛り上がった部分には砂ではなく、ボルとかナットのような金属が入ってるように思う。

裏面は摩擦の大きそうなラバー状の布が貼ってある。実際にタルガに載せて走ってみたが、単に置いてるだけなのにかなりのハードドライブでもずれることは無かった。

砂袋–脚–本体 と2箇所で分解できる。

最近はGoogle Mapが進化して海外でもカーナビなしで充分走行できると思われる。しかし私が旅行先に選ぶ場所は、携帯の電波が圏外になることが多い辺鄙なエリアだ。実際にこれとスマホGoogle Mapと同時に使用して走ってみたら、タスマニアの山奥ではスマホが役に立たず、カーナビだけで走った場面も結構あった。

あともう一回海外で使えば元は取れるはず(^^;)