SEIKOアストロン Limited Edition 2012

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「世界初 GPSワールドタイムソーラー時計 SEIKOアストロン」について書いたのが今年3月。

https://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/?p=3658

そして実物のサンプル展示が日本で数カ所で行われ、わざわざ阪急うめだ本店に行ったのが夏の話。思わずそこで予約伝票にサインしてしまい、昨日めでたく発売になったため梅田へ行ってきた。

「お客様は、当店でのアストロン購入第一号です」と言われてウレしハズカシ(^^;)

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アストロンにも数種類あるが、これはSAST001、2500本の限定モデルである。

http://www.seiko-watch.co.jp/astron/special/

このモデルにはチタンベルトの他にラバーベルトも付属。

DIM2044なお今だけ特製ポーチプレゼント(^^)/

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さて実物はかなりデカい。 ケース径47mm

10時方向の針は、バッテリやGPSの状況を表示。6時方向の時計は本体とは独立したデュアルタイム。

DIM0591厚さ16.5mm。よく見ると側面にも非常に細かい彫りがある。このモデルはブライトチタン製であるが、GPSアンテナを金属ケースに内蔵するのはとても困難なことらしい。そこでベゼルをセラミックにして、ケース外周にリング状のアンテナを埋め込んで感度を上げたそうな。

DIM0590限定2500本の1400番台。

 

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ボタンを押すとGPS受信を開始。この画像では秒針が5時の位置に来ているが、これはGPS衛星を5個補足したという意味。ちなみに単に時刻合わせということなら、1個の衛星補足だけで事足りるので約6秒で完了。ワールドタイムのタイムゾーンまで修正するには4個の補足が必要である。これにより地球上の位置が特定され、ユーザが都市名を指定しなくても自動的にそのタイムゾーンに変更されるという仕組み。最長2分、最短30秒。ただしサマータイムは国によってまちまちなので手動で設定する必要があるらしい。

私は電波時計フェチであるが(^^;)

https://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/?p=1700

電波時計は窓から離れると途端に受信感度が落ち、機器の向きだけでも微妙に変化していらいらすることが多い。その点この時計は空さえ見えれば素早く時刻合わせが完了する。

ただしGPS機能は、いわゆる一般的な電波時計よりも200倍も電力を必要とするそうで、しょっちゅう受信していてはバッテリが保たない。そのため前回に受信が成功した時刻を覚えていて、その時間帯に1日1回受信を試みる設定になっている。また暗くて発電できない状況では受信を停止。

さてワールドタイムまでGPSで自動で合わせるというのがこの時計の最大のウリであるが、もちろん日本国内にいる限り宝の持ち腐れである(^^;) これはぜひとも海外に行かねばなるまい!

しかし冷静に考えたら、海外へ行くのはたいてい飛行機である。目的地に着く前に機内で現地時間に合わせたほうが便利なのは当たり前。しかし悲しいかなこの時計ではそこまでお節介なことをしてくれないので、現地について空港の外へ出て天空の見える場所に行って初めて時間が合うというビミョーな使い方になる。そこで実践的な使い方は

1. 到着前の機内で、CAに現地時間を聞き、手動で現地時間に合わせる。

2. 空港に着いてからホテルまでのバス車内では窓際の席をゲットし、GPSで数十秒の誤差を正確に補正する。ウヒヒ!

3. たぶんそれ以前の到着ロビーで荷物が出てくるのを待ってる間に、スマホの時計が正確な現地時間になっているはずなので、アストロンとスマホを比較して完璧になってることを確認する。(大笑)

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実際に私の腕にはめてみた。まったく筋肉のついてない華奢な腕には大きすぎる時計であるが、まあ老眼には良いかもしれない・・・

なお最後の写真と箱の内外の写真が旧DP2、それ以外の本体写真はDP2Merrillである。

 

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2013/5/6 追加

ログを見るとアストロンで検索してここに辿り着かれる方が多いようなのでその後の経過報告。

さてゴールデンウィークに購入して初めて海外旅行に行って来た。

https://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/?p=6580

上記のページに書いたように、時差はうまく調整されたのだがなんと日付が未来に飛んでしまった!滞在中は上空が広く開けた場所が多かったので(笑)、衛星は5-6個捕捉できるのだが何度やっても未来の日付のままである。日本に帰ったら元に戻るのかと一縷の望みを託してスイッチ押してみたがやはり時間だけ修正されて日付はダメダメであった。さっそく販売店に修理を依頼したのだがどうなることやら・・・

価格ドットコムでも似たような現象を書き込んでおられる方もあるようだ。この時計を買ってまだ一度も海外に出られたことがない方も多いのではあるまいか?保証期間が終わる前に海外旅行に行くことをお勧めする(^^;)