マカンのセールスポイントは安さなのか

mac

マカンの発表会

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20141114_676076.html

我々の感覚からするとプレスに今頃発表会??という感じだが(^^;) さてこの記事の中で一番驚いたのが、マーケティング部長のコメントで


3グレードについてはいずれも戦略的価格とし、
ベースグレードで616万円のマカンは
「ポルシェの40のラインアップの中で一番お求めやすい」、

719万円のマカン Sは
「“S”の称号の付く全ポルシェモデルの中で もっともお求めやすい」、

997万円のマカン ターボは
「圧倒的パワー、レザーパッケージやボーズサウンドシステムを備えた最高峰モデルでも1000万円を切る価格

と述べ、価格面の優位性をアピールした。

なんとついにポルポルが安いよ安いよ!と叫び始めたことである。確かに安いに越したことはないが、もっと他に強調することがあるやろ~! 価格以外にアピールする点がないのなら性能がイマイチか、もしくは兄貴のカイエンがぼったくりすぎるのか?ということになってしまう。もうじき「週末限定2割引!」なんて始めるかも?? 
ポルシェユーザがまず車に望むことは価格ではない。でなければ本国よりばか高い車がぽんぽん売れるはずがない。それを分かっててあえて価格を強調しようとするのは、おそらく現行の911ファンのようなコアなユーザよりももっと裾野が広い購買層に狙いを付けていると言うことになる。それのほうが会社としてはずっと儲かるのであろうが、ポルシェには最後までスポーツカーメーカーとしての矜恃を失わないでいただきたいものだ。ああ情けなや・・・ でも次のカイエンの買い換えにはマカンにしてしまうかも(爆)