ヨルダンその3 2023/4/28 ペトラ遺跡トレッキング

昨夜は夜のペトラだったので何が何かよくわからなかった。今日が本番のペトラ観光。

朝7時半 混雑する前にまずチケットだけ買いにいく。

2Dayチケット ひとり55ディナール=1万1500円 明日も来るつもりなので2日間チケットを購入。

いったんホテルへ帰って朝食会場へ。中東の照明器具や家具は素晴らしい芸術だ。

長いトレッキングに備えて養分補給。

8:45 完全武装で出撃。ゲートではパスポートチェックあり。

各自思い思いのカッコ、私の重装備に比べてこの白Tシャツの方の身軽なこと!(^^;)

上の地図の一番右端にある「Movenpick」が私の泊まってるホテル。そして1.のゲートでパスポート提示。ここからずんずん左端に向かって歩いて行く。

これも遺跡の一部らしい。

馬に乗ったカッコいいお兄さんがやってくる。

9時 ここから上記マップ3.のシークが始まる

この大きな岩の裂け目がシーク 薄暗い狭い通路をひたすら歩いて行くのでどんどんワクワク感が湧き出てくる。

Insta360に自撮り棒を付けて歩いた動画をお楽しみ下さい~

閉塞感満載のシークを抜けたら一気に解放されて目の前にエルカズネ、このなんと劇的な舞台構成は本当に奇跡的である。

9:20 エルカズネ(宝物庫)到着!これこれ、これが見たかったんやー! 見ての通り、岩を組み上げてつくったのではなくて、一枚岩をくり抜いて作ったという古代人のすごさ。約2千年前のものらしい。

9:20 ここは谷の中で一部分だけ開けた場所、すなわち回りには高い岩の壁があるので早朝だと広場が陰になってるため明暗の差が付きすぎてしまう。撮影時間帯としてはもう少しあとのほうが良いだろうが、その頃には混雑してくるだろうし悩ましいところではある。

このラクダは観光客を乗せて料金をいただくという乗り物だが、乗らずにラクダの写真を撮るとチップを要求されるという話を聞いていたため、最初はこっそりと盗撮していた(^^;) ところが周囲の客は何も気にせず大胆に撮っており、何もお咎めがないようだったので私もどんどんラクダ撮影に励んだ。

9:40 エルカズネを楽しんだ後、エドディルに向けて出発する。いろんな岩に細工がしてある。

ロバタクシー 待機中。

土産物屋 買う人あるのかな?

化粧してくれる店。

アラビア風のばっちりメーク、日本人にはまったく似合わんやろな(^^;)

あちらこちらに似たような遺物が。

アイスクリームあります

ロバの行列

子どもがロバの回送中。小さい頃から仕事を覚えてる、感心感心。

我々が向かうのは看板の上から3番目「エドディル」

 

この看板があるのは上記地図の12番あたり

古代ローマの遺跡もある

ロバタクシー活躍中 先頭のロバはヘビー級のお客さんを乗せて少々お疲れかも(^^;)

10:25 上記地図の13番 レストラン到着。復路ではここで昼ご飯をたべることにして、今は入らずにMonastery(エドディル)へ急ぐ。

さてここからは階段が続く正念場。

はぁはぁ

まだまだ階段が続くらしい・・

こどもがロバタクシーを使うのは正しいな・・

階段の途中にあるお茶屋さん

ここから下を見るとこれまで登ってきた道が見える。

なめこを胸のハーネスの隙間にねじ込んで登っていく。これが今後の悲劇を生むことになろうとわ・・・

グランドサークルにも似た光景

この少年はお客さんじゃなくて、ロバドライバー(^^;)

11時ちょうど ようやくエドディル到着! エルカズネから約1時間半かかったことになる。

エルカズネよりもさらにデカい!

エドディルの向かいにある丘に登ってみよう。

丘の上から見たエドディル

ちょうどいい塩梅に外国人客やヨルダン人が入ってきた!

11:40 もう少しでエドディルに太陽が当たるだろうから少しここで待つことにする。

朝食会場から持って来たバナナ(^^;)

嫁はんのトレッキングシューズ、古くて加水分解を起こし靴底がパカパカしてきたらしい。ホテルまで帰り着けるのか?!

スマホで撮るとええ具合にボケてくれる。

おーっと、ボーッとしてたらなめこがない。辺りを見回すと知らん間に落としてた(^^;)

12:18 ようやく陽が当たってきた。写真撮影が目的の方は光の回り具合を参考にして下さい・・

エドディルに満足して、さあ来た道を帰ろう・・・

ずんずん歩く・・・

12:30 どんどん階段を下っていく・・

おや?!胸に突っ込んでいたなめこがいない!! 顔面蒼白になる・・・

少なくともエドディルでは写真撮ったので、ここから引き返せばどこかに転がってるはずである。しかし10分以上も階段を降りてきたのでもう一度それを登り降りして往復することを考えると足も心も重い。だがこのまま諦めれば一生ご対面できないことを考えると、気力を振り絞ってエドディルへ引き返すことを決意する。

そして足元ばかりをキョロキョロしながら祈る思いでエドディルに到着。心当たりのある場所をすべて歩いてみたが、そううまくご対面できるはずもなく行方不明(T_T)・・・

  • 誰かが蹴飛ばして谷底へ落下
  • 誰かが気に入って持って帰った
  • そのまま世界遺産の一部となっていく・・・

ちなみに先代のなめこは、マチュピチュ遺跡の登山道で世界遺産の一部となりましたとさ(T_T)

13:30 傷心にくれながらマップの13番まで帰ってきた。ここにはレストランがあるのでジュースを頼んでホッと一息。ところが「このテーブルは食事する客のためのものだ、出て行け」と追い出される(T_T)

復路は急ぐこともないのでブラブラと見学しながら同じ道を帰る。

ロバタクシー、けっこう繁盛してる。

崖の上の遺跡まで行ってる人たちもいる。

この階段から崖の上に行くらしい。

14:20 そしてようやくエルハズネに戻ってきた。この時間帯になると、朝のようなギラギラ光がなくなり、間接照明のように遺跡全体が柔らかい光に包まれる。この写真が自分の中ではベスト(^^;)

またシークを戻っていく。

15:00 シークを抜けた。ホテルまでもう少し・・

無事ホテルに帰ってきた。6時間で18kmを歩いたようだ。

嫁はんの靴、よくこれで歩けたな(^^;)

ホテルのラウンジは17時からオープン、

待ち構えるようにしてラウンジで腹ごしらえ。昼食はバナナだけだったし・・

夕食会場、お世話になった明るいお兄ちゃん。

21時 部屋からの眺め。まだタクシーの行列はあるようだ。