日本対ヨルダン 相手が弱すぎた

日本–ヨルダン戦のハイライトだけyoutubeで見た(^^;)

6-0という大差だったが、やはり勝敗を決したのは遠藤→本田の2点目であろう。遠藤が出した柔らかいタッチの絶妙なパス、狙い澄ましたタイミングでスペースへ走り込みバウンドを合わせながら後方からのボールを蹴り込んだ本田のシュート、どちらもすんばらしい~! しかし入れた~勝った~と手放しでは喜べないように思う。

前回のオマーン戦の如く、ヨルダンが弱すぎたのだ。 このシーンでのポイントは2つ。

上記の画像は、動画始まって17秒後。遠藤の前にボールが転がってくる少し前の状態だ。このときヨルダンはかなり引いて守ってるのがよくわかる。この画面だけでヨルダンが10人映っているので、ほとんど亀のような戦法だ。日本は6人映っているので少なくともヨルダンは3人余っているはずである。

DFは4人いるのだが、なななんと中央に団体さんで3人固まっているではないか~!123番さん、お互いに顔を見合わせて近すぎるなーと思わなかったのだろうか? となると当然3番と4番の間にだだっ広いスペースが出来てしまっているのだ。アカンがな~

そして2秒後、3秒後。

ここでDF陣は2つ目の間違いをおかした。赤い点線はDF最終ライン、すなわちオフサイドラインだが、画面の秒数を見ると遠藤に転がっていくまで少なくとも3秒は経過している。3秒もあれば軽くダッシュしても10mは移動できるはずだ。ところがこの最終ラインは上記の1枚目と3枚目の写真を比べたら芝生模様の1/2枚分しか前進していない。ほとんど歩いている状態なのだ。3秒間真剣に走っていたら4番は本田を追い越して前へ出ることが出来たかも知れない(すなわち本田はオフサイド)。DFの緩慢な動きはまるで後半の最終場面で足が止まった状況である。アカンがな~

私達のような素人レベルでも、こんなプレーをしていたらセンターバックやゴールキーパーから「何やってんね~ん!!」と怒鳴り声が飛んでくるだろう(^^;)

ということでかなりお粗末なチームと対戦して大勝したというのははっきり言って当たり前! 手放しでは喜べない。勝って兜の緒を締めよ!