ヴェネチア旅行10 ヴェネチアからミュンヘン、そして・・!?

これから帰国。ヴェネチア空港発6:35なので朝4時起き。このアンニアパークホテルは空港にいちばん近いだけではなく、空港まで無料のシャトルサービスをしてくれるのがありがたい。

シャトルの始発が4:30である。空港まで5分ちょっとだ。

空港に着いてひたすら歩く。

表示を見ると、6:35発は「Monaco」行きと書いてある。持ってるチケットは「LH 9461 Air Dolomiti」。

あれれれ、ミュンヘン行きがないな??

とりあえず指定されたゲートへ行ってみるも、やはりMonaco行きと書いてある。同じゲートから別々に出るのか??

しばらく眺めてるとMunichに変わった!もしかして??と待合室でwikiで調べてみたら


英語フランス語では Munich(英語:ミューニック[mjú:nik]/仏語:ミュニク[mynik])、イタリア語では Monacoモナコ公国との区別のために、「バイエルンの」という意味の語をつけてMonaco di Baviera, モナコ・ディ・バヴィエラ)と呼ばれる。


そうだったのか池上彰!(^^;) これで心置きなく搭乗できる。ハラハラさせやがって・・・

エアドロミテはルフトハンザの子会社らしい。

エンブラエル190のエコノミー。

お菓子付き。

ところでこのフライトも紆余曲折の末のフライトである。もともとANAの特典航空券としてルフトハンザで 関空–フランクフルト–ミラノを取ったのが1年前。その当時はこれまでのお馴染みのフランクフルト乗り継ぎだった。ところがルフトハンザの方針が変更になり、今年4月からミュンヘンでの乗り継ぎに変更になった。この方針が決まったのが昨年秋、これまで747だったのがA350に変わる訳だ。となると席数が減少しせっかく取ってた特典航空券の割当数も少なくなる可能性があるため、私があぶれてしまうかもしれない。そのため関空-ミュンヘン便の受付開始になるのを公式サイトで毎日チェックしていた。

そしてめでたく関空-ミュンヘン-ミラノの往復をゲットできたのが昨年10月。

すばやく座席番号も指定しておいてこれで一安心だ。ところが!!

今年の2月末、ANAから「デスクに電話せよ」とのメールが・・・ なんと、

「ミラノ-ミュンヘンのフライトがキャンセルされました。代替の便もありませんがどうされますか?」というけしからん内容だ。

「キャンセルされたというのは、そのフライトそのものが無くなったということですか?」

「そうです」

それなら仕方が無いな・・と電話を切ったが、改めて検索してみると同便はちゃんと公式サイトで販売されているのが確認出来た。もう一度電話して確認したら「フライトはあるが、ルフトハンザの子会社として特典航空券の枠が消滅した」ということらしい。再びANAに電話して「ちゃんと便はあるのだから確保してくれ!」と文句を言ったが

「ルフトハンザ様の社内事情によるもので何とも出来ません」というつれない返事。

いずれにしろこのままではミュンヘンまで帰ることが出来ないので、ミュンヘンまで自腹で帰ることにして、使わなかった区間はマイルで返してもらうことになった。ちなみにひとり23,750マイルのバックである。

そうなるとヴェネチアからミラノに帰ってミュンヘン・・・というまどろっこしいことはせず、ヴェネチアから直接ミュンヘンに行くことにした。ただし行きで使ったミラノ–ヴェネチアのファーストクラス電車の復路チケットがムダになってしまうのだが仕方が無い。

ようやく自腹チケットでミュンヘン行きに搭乗。

ミュンヘンまで帰ってきた。

さて2月にANAから送られてきたチケットをもう一度よく見ると・・・

ミラノ–ミュンヘンの座席が空白になったままなのは仕方がないとして、せっかく座席番号を確保していたミュンヘン-関空までなぜか座席が空白になっているではないか!気になるので2月以降なんども公式サイトから座席を確定しようとするも「できません、会社に連絡してね」という表示ばかり。日本出発前にまたまたANAに電話して座席番号を決めてくれと依頼するも、

「こちらでも指定出来ないようです。搭乗日が近付いてきたら確保できると思いますので、ご自分でなさって下さい」というこれまたつれない返事。そういう不安を抱えたまま、ミュンヘンのルフトハンザに到着。

そこでもらった搭乗券には、やはり座席番号が空白のままではないか!ちなみにNH*Gというのは、ANAの上級会員という意味。カウンターで「座席を決めてくれ」と頼んだが、

「今は無理だ、しばらくしてからまたね」と誤魔化されてしまう。

仕方ないのでルフトハンザのラウンジに行き、またまた座席の件を依頼すると、

「搭乗口で聞いてくれ」とたらい回し。ここまで来るとさすがに鈍感な私もこれはマズイのではないか?と不安になってくる(^^;)

非常事態を想定して搭乗時間よりも早めに搭乗ゲートに行き、そこのオネエチャンに直接聞いてみる。

「座席番号決まってないので教えてくれ」

「ふーん・・・ちょっと待って。調べてみるので座って待っててくれ」

一瞬彼女の顔が曇ったのを私は見逃さなかった(^^;)そして待つことしばし、彼女がマイクを握ってアナウンス。

本日ビジネスクラスがオーバーブッキングになった。8名のボランティアを募る。500ユーロあげるよん♪」

エコノミじゃ無くてビジネスがオーバーブッキング!?

8名も!?

GWの最終日の日本行き、キャンセルする客がいるはずがないのにどんな予約管理してんねん~!!

待合の椅子でさらに不安な時間を過ごしてると、先ほどのオネエチャンがこちらにやってくる。

「MRコバヤシ、特別にプレミアムエコノミーの席を用意するので500ユーロで手を打ってくれないか?」

「ダメ、絶対! 自分の席が確保されるまでここで待つ!」

と珍しく強気に出た。その後の彼女を観察してると、個別攻撃してきたのは私だけだった(^^;)

そして搭乗時間になりまたまた彼女のアナウンス。

「搭乗時刻になったので、ビジネス客から搭乗を開始せよ」

これを聞いて、「やったー、意外と8人も代わってくれる人がおったんやなー」と半信半疑ながら喜ぶ。再びさっきのオネエチャンに「ほんじゃ座席番号教えてケロ」と頼むと、彼女は急に真顔になり、

「500ユーロで代わってくれ、please」

と言ってきたので私は完全に事態を悟った。すでにビジネス席に座れる人間は全員が確定しており、それは我々ではないと。ここでごねるともうこの便には乗れない。GW最終なので翌日もきっと満席だろう。私は白旗を揚げ了承した。

するとこんなチケットをもらった。

右側を拡大すると、

インボランタリーダウングレード・・・ 裏には500ユーロの文字が。

初めて乗るプレミアムエコノミー(^^;)

青い席は一般のエコノミー、こうやってみるとプレミアム席は結構いける感じやな(^^;)

意外と立派な食事で驚いた(^^;)

そして無事関空到着。食わず嫌いのプレミアムエコノミーであったが、充分使えるな(^^;)

これで夫婦合わせて1000ユーロ、10万円以上儲けたことになる。ガハハ(^^;)

自宅で土産のムラーノグラスを並べてみる。

オーバーブッキングなんて他人事だと思ってたが、いざ体験してみるとこれはこれで貴重な体験だと納得。

ちなみに帰国後、ANAデスクに今回の件について丁寧に質問してみたが、何も得るものは無かった(爆)