海外1dayパケの落とし穴!

pakeho

これまで海外からのスマホ通信にはドコモの「海外パケホーダイ」を使っていた。

2980

これは2段階の料金設定、まあほとんどは上限の2980円となってしまうが。これはこれで安心感があった。ただイタリア旅行の時は、スマホ経由でテザリング等を行ったため通信過多となって速度制限を喰らってしまった苦い経験がある(^^;) 料金の上限はないが、通信規制となるパケット数の上限は存在するようだが具体的な数値は書いてなかった。

1day

年末に発表された新しい料金体系が「海外1dayパケ」。まるで使い捨てコンタクトのようだが、「海外パケホ」よりも安い料金設定が魅力である。ただし注意点は、

・一日の上限が30MB

・使用国によって料金が違う

ことである。ちなみにアフリカはどうかというと、

sa

南アフリカ、エジプト、ガボンのみ。ガボンってどこやねん(^^;)

従来の2980円の「海外パケホ」は申込み不要でいきなり現地で開始できるが、1dayのほうは事前にドコモに申込みをしておき、スマホにもアプリをダウンロードしておく必要がある。これには一つ落とし穴が・・・(後述)

さて今回の旅行の最初の目的地はヴィクトリアの滝である。香港–ヨハネスブルグ経由でリビングストン(ザンビア)に飛ぶ。ホテルはザンビア、滝自体はザンビアとジンバブエにまたがっている。すなわち両国とも1dayパケホの対象地域ではなかった。さてまず最初のトランジットの香港で1dayパケを開始、順調につながる。嫁はんと娘がfacebookでビラカシ開始(笑) ヨハネスブルグについてもこれでもかとビラカシ続行(^^;)

そして問題のザンビア着。私も1dayを使っていたので、ザンビアに到着した時点でドコモからSMSで「対象外の地域である。続行すると高額な料金になるかもしれない。それでも続けるか?」と連絡があった。パケ死が恐かったので私はキャンセルして泣く泣く諦めた。しばらくしてからふと気がつくと、娘も嫁はんもヨハネスブルグと同じ感覚でfacebookでビラカシ続行中!(@_@)

「高額になるよと警告あったやろ?」と聞くと

「何やわからんかったけど”はい”を押したら繋がったよ(^^)/」

とのんきなモノである・・・ 事情を説明して決して写真は送るな、LINEのテキストだけにしろと指示。ガクガクブルブル・・

ヴィクトリアの滝で2日間、その後は南アのケープタウンに移動。こちらは対象国なので1dayでオッケー!俄然生き生きとする家族(^^;) ところがすぐにドコモから娘に「上限の30MBに近付いている」と警告のSMSが! 娘に聞くと「写真は1枚しか送ってないのに」という。よく聞くと友人のfacebookの日記を何度も見ていたようだ。送るだけじゃなくて見てもダメダメだと説明(^^;) あとで調べるとfacebookだけではなくていろんなアプリがバックグラウンドで通信しているので、30MBの上限はあっというまであった。上限を超えるとどうなるか?通信が遮断されることはないが、極端に遅くなり、写真のアップや閲覧は実質的にできなくなる。

それならば1dayをやめて従来の海外パケホに切り替えようかとも思ったが、切り替えるにはいったんドコモメニューからアクセスして1dayの申込みを取り消さないと海外パケホを使えないという罠(T_T) そこで家族には

「出先で写真のアップや閲覧禁止、ホテルのwifiの場所でだけfacebookを使ってもよい」という方針に変更した。

その後は選手達も監督の指令を遵守してくれたようだ。ほっ・・

そして無事に帰国したが今日ドコモからこんなお知らせが到着した。

IMG_7837

娘の料金 4万6490円

締めが12/28までと書いてあるからほとんどがザンビア2日間の料金である(@_@) オソロシヤ非対象地域!! これぞ人柱と言わずして何と言おう・・・

教訓

・スマホにとって30MBなんて何もしなくてもあっという間である

・台湾やマカオといった980円の地域ならそれなりにメリットがあるが、画像をビラカしたいのなら1dayよりも海外パケホのほうがコストパフォーマンスがずっと良い。

・非対象地域ではパケ死必至(死)なので使用禁止(^^;)