日本の神々 その4

須佐之男命とクシナダヒメの子孫に大国主神(オオクニヌシノカミ)がいる。八十神(ヤソガミ)という兄弟が因幡の国のヤガミヒメに求婚することになったとき、オオクニヌシも付き添うことになった。彼らが海岸を歩いていると、皮を剥がされて泣いているウサギがいた。訳を聞くと、ワニ(鮫?)をだまして海を渡ろうとしたところ、ウソがバレて皮を剥がされてしまったという。ウサギに八十神は「海水で洗え」と言ったので、言われたとおりにしたウサギはますます症状悪化。オオクニヌシは「真水で洗ってガマの上を転がると良い」と指示。すっかり回復したウサギは神となり、「オオクニヌシとヤガミヒメは結婚するだろう」と予言する。このウサギは白兎海岸の白兎神社に奉られている。ちなみに私は子供の頃、海水浴としてよくこの海岸へ連れて行ってもらったのを覚えている。確かに海岸から少し離れたところに小島がありそこに鳥居があった。

さてもともと八十神がヤガミヒメと結婚するつもりで因幡まで行ったのに、ウサギの予言通りオオクニヌシがそのヤガミヒメと結婚してしまったため、八十神は兄弟である須佐之男命を殺してしまう。しかし神の力で復活したオオクニヌシ、父である須佐之男命の国へ逃げていく。すると出迎えた須佐之男命の娘、スセリビメと結婚してしまう。おー、なんちゅうやっちゃ!
そのため須佐之男命のイジメにあってオオクニヌシは葦原中国(あしはらなかつくに)へ行き、スセリビメを正妻として迎え「縁結びの神」として奉られることになる。しかし彼は他にもたくさんの妻がおり、神話には正妻が嫉妬に狂うという場面も残されているらしい(^^;)

葦原中国で国作りに励んでいたら、天照大神は自分の子供にその国を治めさせたいと思うようになり、オオクニヌシに使者である建御雷神(タケミカヅチノカミ)を送って「国を譲れ」と言った。オオクニヌシは自分の息子と勝負させたが、建御雷神が息子を投げ飛ばして勝利。彼は茨木の鹿嶋神社に武運の神として奉られている。また負けた息子は諏訪湖まで逃げて行き諏訪大社に奉られた。
さてしぶしぶ譲歩することになったオオクニヌシ、ただし条件として自分の住むところを大きく宮殿のように作って欲しいと言った。この大きな宮殿が出雲大社である。