TT納車!テスラ爆速!!

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今日はうれしいAudiTTの納車の日だ。インプレッサで箕面の店に向かう。本日はすべてNEX3で撮影。

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あらかじめ一等地に移動してあったTT。

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ナンバーを「911」にしたTTは日本に一台かも?!(^^;)

これで我が家の車はヨン様以外はすべて911になったので覚えやすい(笑)

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車の説明を受けた後、キーを受け取って納車の儀式が終了。いろいろお世話になった、担当のMさんありがとうございましたm(_ _)m

さっそく運転してみるとスムーズなエンジンとスムーズな乗り心地。パドルを使って6速から3速までトントンと落としてみるも、段付きショックはほとんどわからないのには驚いた。しかし逆に言うとシフトダウンしてもあまりエンジンブレーキが効いたような気もしないのはデメリットかも。

箕面から神戸の自宅に帰り昌和から宅配で届いたパーツを取り出す。

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さてこのパーツは何でしょうか?

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実は2週間ほど前に、カイエンで高速走行中に何かを踏んでしまいそのショックでリヤのジャッキポイントのカバーが脱落してしまっていたのだった。パーツさえあれば自分で取り付けられると思って送ってもらったのだが、これがなかなかうなく嵌らない。細いプラスチックの爪を破壊しそうになったので、やむなくカイエンに乗って昌和へ行き、無事取り付けて貰う。

さて昌和からの帰り、今度は六甲アイランドによって、電気自動車のスーパーカー「テスラ ロードスター」の試乗だ~

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ボディはすべてカーボン製!それを好みの色に塗装してるのだが、ボンネットをクリアだけ吹いてカーボン生地を見せるようなオプションもあり。

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見た目はロータスエリーゼと特に変わるところはない。

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↓私の前の順番の人が助手席に乗り走り出すところの動画。もちろんまったく無音である。ちょっとアクセル踏むとすっと加速してるのが見てとれる。

次に私が助手席に乗り、撮影。信号待ちで聞こえてくる排気音は隣の車である。右の車線の白ベンツも結構のペースだったのだがまるで停まっているかのように抜き去っていく。

https://www.kobayashiganka.co.jp/gt3/wp-content/uploads/2011/04/m4h01194.mpg

開始後15秒辺りで踏み始め、18秒辺りで全開。この加速感は本当に「巨人の手でシートバックに押さえつけられる感じ」である。これには本当に驚いた。997ターボの加速を味わったことはないが、少なくともヨン様の加速よりずっと鋭い。また回生ブレーキもめっちゃ強烈で、アクセルを抜くだけでグーっと減速するのでほとんどブレーキがいらない。カイエンハイブリッドではアクセルオフの空走感が強かったのとは対照的な味付けだ。この営業マンの方曰く、

「今日はF430の方が来られて、”お金掛けてずいぶん改造したのにこっちのほうが速い”と嘆いておられました。また白の458の方も来られ、せっかくだから競争しようということで走ったらほとんど引き分けでした」とのこと・・・ これはカルチャーショックを起こす車である。

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エリーゼのエンジンに当たる部分には大きなバッテリ。これはパナソニック製のリチウムイオンをた~くさん集合させたものらしい。これで400Vを発生。

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充電/放電をするとバッテリが熱を持つのはお馴染みの現象である。そのため、後方に積んだバッテリを水冷で冷却しているとのこと。そのラジエータファンが前のボンネットにある。400Vの電圧はコンバータで12Vに落とされモータに供給。モータは空冷だそうだ。

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これは専用の急速充電設備。太いケーブルだ。1回の充電で400km走れるらしい。ちなみに日産リーフの航続距離は100kmほどらしい。

充電中はコネクタが点滅してカッコイイ。

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こちらの細いケーブルでは家庭用100Vの電源で充電してる。ヨン様と違ってバッテリ上がりの心配はかなり少ないらしい(笑) ただ乗らないときは常に電源を接続してる方がベターらしい。

SONY DSCSONY DSCカタログ。

本日の営業マンの方の話で興味深い点をいくつか。

・テスラとしてロードスターの生産は2500台で終了(全世界で)。あと残りは900台ほどだが、即納車もありますよとのこと(^^;)

・ほとんど手作りの車なので、週に10台ちょっとしか作れない。そのうち日本に来るのは2台ほど。今、日本で走っているのは50台もない。

・故障やメンテは東京の本社から直接そちらに伺います。またコンソールにUSBの端子があり、そこからダイアグノーシスの内容を吸い取ることが出来るので、データをメールで送って貰ったらこちらで診断する。

・プリウスやリーフと比べて回生率が全然違う。プリウスでは3%ほどだがテスラでは30%にも及ぶ。プリウスやリーフでは通常のガソリンエンジンから乗り換えても違和感が少ないように回生率を落としてる。昨日この車で六甲山を下ってきたとき、航続距離のメータがどんどん増えたのには感心した。

・スピードリミッタは200km/hにしてある。本当はもっと出るのだが、ホイールベースが短い車なので安全のために設定してある。

・バッテリの寿命としては7-8年を想定してる。この期間で使えなくなるわけではないが、航続距離が3割ほど落ちてくるので交換を推奨する。この時点で交換したらバッテリは約300万円。ただしその頃になれば、もっと航続距離の長いバッテリが開発されているはず・・・

・来年には4ドアセダンがもっと安い価格で販売予定。これはテスラがオリジナルで設計したモデル、ロードスターはカーボンボディだったが、セダンはアルミボディにする。また手作りの態勢を量産工場にすることによってもっと安く販売することが可能だ。

などなど興味の尽きない電気自動車。今後の展開は注目に値する~

今日は、インプレッサで箕面→TTで神戸へ帰る→カイエンで昌和→テスラ試乗→タルガで小野へ

という怒濤の一日だった(笑)