映画「ブラックスワン」

swan1

少し出遅れたが「ブラックスワン」を観てきた。これはバレエ「白鳥の湖」を踊るダンサーが主役を勝ち取ったものの、公演が近付くにつれて精神的に参っていく・・という話である。

主人公がときどき幻想を見て狂乱していくのだが、映画を見ていてその場面が現実なのか幻想なのかよくわからない。私の理解力不足?(^^;) そのためストーリーについていくのに少し難儀した。また意外とホラーな部分とエロい場面が多くて驚いた。

さてこの映画を端的に表現すると、バレエを舞台にしながら、

シャロンストーン「氷の微笑」のエロさと・・・

ジャックバウアーの「ミラーズ」の不可思議さと・・・

「蝿男の恐怖(1958年 ふっる~)」の変身さをミックスさせたものだと言えよう(笑)

途中で寝てしまうことはないほど緊張感を保ったまま最後まで突っ走ったので、まあまあ良しとしよう・・・

採点:79点

ところで映画が終わってエンドロールをぼや~っと見ていると、私が好きだった「Winona Ryder ウイノナ・ライダー」を発見! あれれどこに出てたのか??と配役を見ると、主役を追われたこれまでのトップダンサー役だった。

c04f7035

元主役だったわりには出番は少なく、酒飲んでクダを巻いて嫌みを言うだけの端役だった。

o0212010910851542446

私の中でウイノナライダーは、この「エイリアン4」で出てきたボーイッシュでクールなイメージの素敵な女優さんだったのだが・・・ 今や映画の中では若手ダンサーから「更年期のババア」と呼び捨てにされていた。ショーック!