本籍地って何のため?

娘のパスポートの残期間が少なくなってきたため、届けをすることになった。ところがパスポートでは本籍地が必要になるのに、ふだん意識していない住所なのでよく覚えていない(^^;)私の本籍地は私が生まれた田舎の家なのだが、わずか3才のときにはすでにそこから引っ越してたので、私の人生の中で3年しか暮らしてない場所と言うことになる。はたしてそんなどうでもいい住所にいったいどんな意味があるのか??

そこで調べてみたら本籍地を自分で変更することが出来るようだ。これを転籍というらしい。これを機会に本籍地を現在住んでる住所に変更する転籍届けを出した。住民票や夫婦子供の全員の署名とハンコが必要だったが滞りなく受理された。これで本籍地を思い出す苦労をしなくても良いので助かるなー。

さて気になったので本籍と住民票の関係について調べてみた。 手っ取り早く言えば、

本籍:身分を記録するためのもの。士農工商の身分ではなく、親子関係のこと。

住民票:現在の居住地を記録

ということで、記録する内容が両者で異なるようだ。ただ本籍が身分を記録するものであれば、本当は住所を記載する必要はないはずだ。住民票と一括して管理すればややこしい思いをしなくても済むのにねー

また本籍地に関しては「本籍は現住所と無関係に、日本が領有権を主張しているところであれば国内ならどこに置いてもよく、変更も自由である。」とのことで、実際に尖閣諸島や甲子園に本籍地を置いてる人もいるらしい。知らんかったー

Wikiより。